現代文と株式投資
ずっと思ってたことなんですが、ふと思い出したので、思い出してる内に書いておこうと今書いてます。
現代文はまさに大学受験における現代文です。
僕は大学受験生の頃の現代文(国語)はそれこそ偏差値45くらいの出来でした。
センター模試なんかの現代文を読んで、回答に当てはまるのはどれかという選択問題にしても、どれも当てはまるじゃんという読解力。
予備校に通って最終的に国語は偏差値60~65くらいに上がったんですが、偏差値45時代の自分は現代文を読んでも、読んだ気になっていただけなんですね。
文章を読みこの文脈はどこにかかってと熟考しながら読むことで選択問題でも記述問題でも回答が見えてきました。
株式投資に対して僕は初年度に運用資金を30%強ほど減らしたんですが、そこで色々投資関係の本を読みました。10数年前はそれこそデイトレのような短期売買が注目されていて主にチャートをみたテクニカルの本を読んでいました。が、読んだからといって投資の結果は良くなりません。読んだ気になっていたんです。
投資の、特に短期売買においては本を熟考して読むとかは無意味です。
それからは常にチャートを見ていました。ネット掲示板の過去ログ等でうまい人がインした時はなぜここで買うのかそういうのを考えながらチャートを見ていました。
過去のチャートパターンを見てその後どういうチャート形成になりやすいか、もしこういうチャートになったらその後どうなるかを数百数千~銘柄を時間軸を変えながら見ました。この時期はほんとチャートばっかみて色々研究なんかもしたんですがそれが全く苦じゃないんですよね。飽きもしないし理由もなくなんか楽しかった。ひとつの事にのめり込み易い性格なんでしょうね。
そうこうする内に、ポンッとひらめきというか「!」って思う瞬間ができ、また数百数千~銘柄、時間軸を変えながら検証しました。
その後テクニカル本や雑誌なんかを読むと、さらっと流して書かれていることが実はすごい本質を突いていてとても重要なことじゃんと気付きます。
自分で考え思いついた発見と、本で書かれた内容はまったく同じことなのにその価値は別次元です。
株式投資においてセミナー参加とか勉強会とかで教えてもらったとしても、現代文と同じで勉強した気、理解した気になっただけになると僕は思います。投資に対する取っ掛かりという点では良いかとは思います。
大切なのは自分で考え仮説を立てそれを検証する。その継続なんだと思います。
パフォーマンス
ズボラな性格な為、過去の入金額や出金額等の記録を取っていないので曖昧な数字になってしまいますが、入出金、税金などを考慮した口座の数字を基に大雑把に。
2004年 -30%
2005年 +20% (10月より塩漬け損切りしてトレード開始)
2006年 +50%
2007年 +70%
2008年 +8% (3月末までのパフォーマンス)
<2008年6月末~2009年6月末まで仕事の為まったく取引せず>
2009年 ±0%
2010年 ±0%
2011年 +5%
2012年 +95%
2013年 +150%
2014年 - 2%
2015年 +73%
2016年 + 2%
2017年 +65.5%
2018年 +18.7%
※2009年は失業手当から交際費を引いてあまった分を入金
※それ以外の年は出金済みの口座の数値なので実質もう少し収益はプラスになり、
2014年も実際は多少のプラスだったりします。
2009年は1年ぶりに株式投資をするにあたり自分のお金が減ることの不安から売買があまりできなく、2010年、2011年もその尾を引きながらアルゴの活発化で更に売買が減ったことが原因と認識しています。
2012年からは売買を見直し中長期投資に軸足を移して今に至っています。
キャッシュポジション
今現在、CP(キャッシュポジション)は32%くらい残しております。
これが多いのか少ないのか、今欲しい銘柄を欲しい株数まで買ったらおそらくCPは10%を切ると思います。
今日みたいな地合の時はCPを残しておくことで儲けが減り悔しい気持ちになったりします。
一方で暴落時にはCPを残しておくことで、精神の多少の安定を得られたりします。
このポジションのバランスはいまだもっての課題です。
2017年8月の収支
+510万くらい。
常にCPは40%前後残していた割にはまずまずのプラスでした。
おそらく9月もこれまでと同じ流れになると思いますが、買いたい株を見逃さず買っていけたらいいなーと思います。