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中小型株に資金きたか?!

マザーズ指数がとてもいい。日足、週足、月足のどれもがいい。

こういう時は短期、中期長期のどの目線でも安心して持てると認識しているが、

1点懸念をあげるとするなら日経平均のチャートが押し目形成しそうな形であること。

日経平均は10月にやや上げすぎたように感じる。なので日経平均の今後の展望で理想なのは今月はほぼ横ばい、12月にやや強いくらいの短めの陽線くらいでいいんじゃないでしょうか。そうすることで資金は中小型株に向くと思います。

日経平均が弱いとやはり中小型株も多少は引きづられると思いますので、大型株はふんばってほしいところです。

 

ちなみに今月は+250万ほどです。

心構え

日経平均強いですね。

過去の選挙結果をみると自民大勝後の日経平均は大きく上昇しました。

 

一方でマザーズ指数の上げまでにはタイムラグがあります。

2005年9月11日の選挙から10月に入って徐々にマザーズは買われました。

その間3週間。

2012年12月16日の選挙から1月大発会からマザーズは買われました。

その間2週間。

2017年10月22日に選挙がありました。そして11月7日で2週間経過。

まだマザーズには特に資金がきてる感じはしませんし、今回はないかもしれません。

 

ただこれら3回の選挙の行われた年の景況感だと今回が一番景況感は良いと感じるんですよね。だからこそ日経平均は21年ぶりの高値でもあり、失われた20年からの脱却を予感させたりもします。

こういう節目の時は大口投資家にとっても、中小型株を仕掛ける絶好の機会だと思うんです。そういうことで今回も中小型株でバブル的な相場が来るのではという心構えはしておくべきでしょう。仮に来なかったとしてそれで損することはありません。来た時の機会損失は半端ないです。

 

狙いは決算で良いもの。そしてチャートの良いもの。

チャートの悪い株がいずれ来るだろうで資金拘束はもったいないと思います。

相場の雰囲気

自分は2004年3月末より株式相場の世界に入りました。

実際に口座を作ったのは確か2004年の1月くらいだったと思います。

確かカブドットコム証券。実売買をする前に基本的な用語の勉強と板情報がチカチカした雰囲気だけでも味わおうとしてです。

 

相場の雰囲気なんですが、2003年4月からの上げ相場はリアルタイムでは知らないんですが、チャートを見る限りとても強烈な上げ相場でした。

あとITバブルの時もニューエコノミーと言われたりビットバレーとか盛り上がりをテレビでみたりして、実際にチャートなんかでもこれぞバブルっていうのはわかります。

ただこのITバブルっていうのは新しいフロンティアが生まれた勢いやムードだけで実需まではいってないのは感じていました。

 

その次の上げ相場は小泉郵政選挙後。この時は不動産流動化なんかは業績がすごかったですね。ただ新興なんかはライブドアをはじめ何やってんだかわかんない企業が多かった印象があります。大型株は2007年あたりまで中国需要もあり資源セクターを筆頭に景気がいいなと感じていました。

 

2012年末からのアベノミクスですが、この時は民主政権から政権交代からの円安とこれからの期待のが大きかったように思います。で、4~5年たった今世界的な景気の良さというのはヒシヒシ感じます。トリクルダウン効果はまだ反映されていませんし、物価高もあって実体経済にはまだ好景気は感じられませんが、企業業績に関しては今世紀で一番じゃないでしょうか?

 

息の長い本当の好景気が来て日経平均3万円越えを果たして欲しいです。

2017年10月の収支

今月は+238万円でした。

日経平均の高値警戒感、選挙ありの状況によって大きく動くだろう10月でしたが、月初にある銘柄を3分の2売却した以外はポジションはほぼそのまま放置。(やや買い増したくらい)

売った銘柄は売値を下げることも多々あったけど、最終的にはそこから10%上昇してたりします。。。。

 

選挙後は大型株ばかり資金がきて、中小型株はむしろ売られる展開。

しかも持ち株の決算は微妙なのが目立っていた。

そんな中、プラスで終えられたので十分満足です。

2005年小泉郵政解散選挙との類似性

ふと思ったのでチェックしてみた。

 

2005年9月の小泉郵政選挙

この時の日経平均は2004年4月から12000円を頭を抑えられていました。

それが2005年8月8日の解散から選挙の9月11日まで連日の日経平均が上げ続け、頭を抑えられていた12000円をあっさりブレイクし、その後年末まで16400円まで上昇しました。

2004~2005年の日経平均週足

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今年の衆議院議員選挙。

日経平均は2015年7~8月の20500円で抑えられてた日経平均があっさりブレイクしました。選挙をきっかけにブレイクという類似性ですが、選挙後にどうなるかはわかりません。

2015~2017年の日経平均週足

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ちなみに2005年に新興バブルとかよく言われますが、指数だけをみると

郵政選挙が終わっても指数はくすぶっていましたが2005年12月の1ヶ月がバブル的上昇だんです。なので仮に今回の選挙で与党が議席数を増やした場合でも、新興株に資金がすぐ来るとは限らずライムラグがあることを意識してもいいかもしれないです。もちろんバブル相場が来る確証はありませんが。。。

2005年のマザーズ指数

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アベノミクスの新高値

今日、日経平均終値ベースで、2015年6月24日につけたアベノミクスの高値を越えました。

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今年は過去を振り返れば現状ボラの少ない年ですが、トランプ大統領就任100日のハネムーン期間終了でダウは下がると言われたり、北朝鮮リスク、株価高値警戒感で失速等不安要素はいくつもありました。

今年の最大の相場に影響を与えるだろう選挙がこれからありますが、自分の予想を書いてみますと

 

①自民公明の圧倒的勝利 → 選挙後の下げがあるかもしれないけど今以上のリスクオン意識。

②自公で現状と変化のない勝利 → 選挙後下がるかもしれないけど投資スタンスは現状と変化なし。

③自公敗北安倍政権終了 → ポジション一旦整理。 

 

こういうスタンスでいきたいと思います。

個人投資家の遍歴

僕は2004年3月31日が初取引で投資の世界に入りました。

その間多くの個人投資家を見てきましたが、ネット取引が始まって以降の相場環境の変貌で大雑把に5つ時代から始めた個人投資家がいると思います。それらは

①ネット取引黎明期からの個人投資家  1999~

ソニーショックからの個人投資家   2003~

ライブドアショックからの個人投資家 2006~

リーマンショックからの個人投資家  2009~

アベノミクスからの個人投資家    2013~

 

①は、まずはこちらのネット証券の歴史

ネット証券の歴史 | 株式投資初心者ガイド

をみると、1999年に主要ネット証券が設立されていて、その時代の流れを読み取りその間もない頃にネット証券を始めた人たち。いわゆるBNF、cis、uoa等が代表的な個人投資家でしょう。そしてこの時代はITバブル崩壊と80年バブルの負の遺産である不良債権処理で2003年までの下降トレンドの時代でもあり、この時代に億を達成したトレーダーはその意味でも本物のガチの実力者だと思っています。

 

②のソニーショックは2003年4月末だったでしょうか。ソニーの決算を機に日経が7700円を割れたショックですが、これを基点に日経平均が大底をつけて反発することになります。個人的にこの時代は新興も大型株もアベノミクス最初期以上のバブル相場だと思っています。この時期に株式投資を始めた人も多く、今でも一線で頑張っている個人投資家は多いです。ただしこの時期に始めた人はライブドアショックで退場をした人も数多くいるでしょう。ちなみに自分はこの反転相場からの調整局面でスタートした感じですね。

 

ライブドアショックの前年の2005年はまさに第2次新興市場の活況の時代です。ホリエモンがメディアに出まくり、小泉郵政解散選挙でプチバブル相場。それが崩壊したのは2006年1月16日のライブドア強制捜査から。見れる人がいたら新興市場の月足でも見てください。2009年の2月頃まで長期下降トレンドになってます。

ただしこの頃は中国がとても絶好調だったので大型株に関しては2007年7月くらいまで強かったです。鉄、商社、不動産、船等々。いまSNSで目立っている個人投資家はまさにこの新興崩壊時で実力をつけた人だと思っています。

 

リーマンショックは2008年9月のリーマン破綻から2008年10月末まで続き、最終的には2009年2月までその余波がありました。この時期ほど相場を始めるタイミングがその後の相場人生を左右する時もないのではないでしょうか。

100年の1度の暴落だから相場から撤退する人敬遠する人、世紀の割安になったから株を買う人始める人。結果的にここから始めた人はその最大の恩恵を受けるわけですが、その勇気があったからだと思っています。SNSなんかでもこの時期に始めて億達成の個人投資家をよく見かけます。

当時の僕はちょうど個人投資家を離れていて2009年7月頭から復帰ですが、短期売買で自分のお金が減るだろう意識が強くて売買になかなか参加できず、かといって日本の不動産バブル崩壊みたいに長期低迷になるだろう予測してとてもじゃないですが長期投資をする意識ではなかったです。

 

アベノミクスは2012年12月スタートですが、アベノミクスバブルと言えるのは2012年12月~2013年5月中旬までと思っています。あと2014年末からの2015年初の為替主導の上げ相場。

個人的にアベノミクス日経平均2万円というのは、日経平均寄与度の高い銘柄依存の幻の数字だと思っています。実際の数字は市場全体を表すTOPIXを目安にした方がいいんじゃないでしょうか?そういう意味でTOPIXに目を向けると2007年の数字よりやや落ち、2007年の日経平均は18000円前後であり、実質的な日経平均は17000円台レベルというのが僕の考えです。

個人投資家の話に戻しますと、タイミングよくアベノミクス初期に始めた人は怖いもの知らずのイケイケでお金が激増したと思います。ただそれ以降は調整幅もそれなりにあり適当売買だと火傷も大きかったと思います。ベストなのはアベノミクス相場以前に投資をはじめ経験を積んだ人。こういう人は日経平均低迷期の値動き少ない時でもコツコツ相場に取り組みアベノミクスで花が開いて今に至っていると思います。SNSなどで目立つファンダメンタル投資家はまさにこういう人でしょう。

 

 

最期に、株式投資は栄枯盛衰、良い時もあれば悪い時もある。

始めるタイミングは本当運みたいなもので、良い時に始めれば短期的に資産を増やすことができるけどその後の調整局面に対処できないケースもある。悪い時にはじめるとそのまま退場することが多いがトレンド転換の初動に乗ることもできる。

僕はリスク管理を徹底しながら長く相場をわずかでも続けることが最終的には成功する秘訣じゃないかと思っています。