短期投資から中長期投資へ

ゆるく株式投資のことを書いていきます

個人投資家の遍歴

僕は2004年3月31日が初取引で投資の世界に入りました。

その間多くの個人投資家を見てきましたが、相場環境の変貌で大雑把に5つ時代から始めた個人投資家がいると思います。それらは

①ネット取引黎明期からの個人投資家  1999~

ソニーショックからの個人投資家   2003~

ライブドアショックからの個人投資家 2006~

リーマンショックからの個人投資家  2009~

アベノミクスからの個人投資家    2013~

 

①は、まずはこちらのネット証券の歴史

ネット証券の歴史 | 株式投資初心者ガイド

をみると、1999年に主要ネット証券が設立されていて、その時代の流れを読み取りその間もない頃にネット証券を始めた人たち。いわゆるBNF、cis、uoa等が代表的な個人投資家でしょう。そしてこの時代はITバブル崩壊と80年バブルの負の遺産である不良債権処理で2003年までの下降トレンドの時代でもあり、この時代に億を達成したトレーダーはその意味でも本物のガチの実力者だと思っています。

 

②のソニーショックは2003年4月末だったでしょうか。ソニーの決算を機に日経が7700円を割れたショックですが、これを基点に日経平均が大底をつけて反発することになります。個人的にこの時代は新興も大型株もアベノミクス最初期以上のバブル相場だと思っています。この時期に株式投資を始めた人も多く、今でも一線で頑張っている個人投資家は多いです。ただしこの時期に始めた人はライブドアショックで退場をした人も数多くいるでしょう。ちなみに自分はこの反転相場からの調整局面でスタートした感じですね。

 

ライブドアショックの前年の2005年はまさに第2次新興市場の活況の時代です。ホリエモンがメディアに出まくり、小泉郵政解散選挙でプチバブル相場。それが崩壊したのは2006年1月16日のライブドア強制捜査から。見れる人がいたら新興市場の月足でも見てください。2009年の2月頃まで長期下降トレンドになってます。

ただしこの頃は中国がとても絶好調だったので大型株に関しては2007年7月くらいまで強かったです。鉄、商社、不動産、船等々。いまSNSで目立っている個人投資家はまさにこの新興崩壊時で実力をつけた人だと思っています。

 

リーマンショックは2008年9月のリーマン破綻から2008年10月末まで続き、最終的には2009年2月までその余波がありました。この時期ほど相場を始めるタイミングがその後の相場人生を左右する時もないのではないでしょうか。

100年の1度の暴落だから相場から撤退する人敬遠する人、世紀の割安になったから株を買う人始める人。結果的にここから始めた人はその最大の恩恵を受けるわけですが、その勇気があったからだと思っています。SNSなんかでもこの時期に始めて億達成の個人投資家をよく見かけます。

当時の僕はちょうど個人投資家を離れていて2009年7月頭から復帰ですが、短期売買で自分のお金が減るだろう意識が強くて売買になかなか参加できず、かといって日本の不動産バブル崩壊みたいに長期低迷になるだろう予測してとてもじゃないですが長期投資をする意識ではなかったです。

 

アベノミクスは2012年12月スタートですが、アベノミクスバブルと言えるのは2012年12月~2013年5月中旬までと思っています。あと2014年末からの2015年初の為替主導の上げ相場。

個人的にアベノミクス日経平均2万円というのは、日経平均寄与度の高い銘柄依存の幻の数字だと思っています。実際の数字は市場全体を表すTOPIXを目安にした方がいいんじゃないでしょうか?そういう意味でTOPIXに目を向けると2007年の数字よりやや落ち、2007年の日経平均は18000円前後であり、実質的な日経平均は17000円台レベルというのが僕の考えです。

個人投資家の話に戻しますと、タイミングよくアベノミクス初期に始めた人は怖いもの知らずのイケイケでお金が激増したと思います。ただそれ以降は調整幅もそれなりにあり適当売買だと火傷も大きかったと思います。ベストなのはアベノミクス相場以前に投資をはじめ経験を積んだ人。こういう人は日経平均低迷期の値動き少ない時でもコツコツ相場に取り組みアベノミクスで花が開いて今に至っていると思います。SNSなどで目立つファンダメンタル投資家はまさにこういう人でしょう。

 

 

最期に、株式投資は栄枯盛衰、良い時もあれば悪い時もある。

始めるタイミングは本当運みたいなもので、良い時に始めれば短期的に資産を増やすことができるけどその後の調整局面に対処できないケースもある。悪い時にはじめるとそのまま退場することが多いがトレンド転換の初動に乗ることもできる。

僕はリスク管理を徹底しながら長く相場をわずかでも続けることが最終的には成功する秘訣じゃないかと思っています。